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2019-05-18現在データ
「公認会計士」予想家 丸の内龍太郎氏による
新馬・未勝利戦を中心に、キラリと光った
クラブ所属の若駒をピックアップするレース回顧コラム

[ 2009年4月3日 by 丸の内龍太郎 ]
新馬戦でリーチザクラウンとブエナビスタに勝ち、前走若駒Sでも余力を残しての圧勝。 フサイチコンコルドの弟という超良血でもあり、やはりここは断然の1番人気に推された同馬。 結果的には人気に応えての快勝となったが、来たる本番・皐月賞に向けて、同馬の走りの本質を整理してみたい。 まず、このレースで同馬が走れた最大の要因は、同馬がもっとも得意とする「超スローペース」となったこと。 今回のメンバー相手での瞬発力勝負なら群を抜いていることは、当日のメルマガ「今日の危ない人気馬!」でもお伝えした通り。 また、外々を回るロスを覚悟してでも、同馬を「気持ちよく走らせること」を最優先した鞍上の判断も奏功。 同馬も最初こそ掛かり気味ではあったものの、折り合いを欠いて自滅した他の有力馬とは対照的に、道中の走りのスムーズさが目に付いた。 さらに、元々今回のような降雨で微妙に滑るような馬場は得意なフットワークである上に、この雨の中、インの馬場がどんどん悪くなってきていたことも、同馬のコース取りのメリットを後押し。 馬体の良さやこれまでのレース振りから素質上位は明らかだっただけに、これだけ「走れる条件」が揃っては、アッサリ勝たれたのも当然と言える。 しかしながら、今回のレースは、超スローで上がり2Fだけの争い。1着馬から13着馬までが、「着差1秒以内」に収まる特異なレースだったことは、しっかり念頭に置いておきたい。 つまり、次走の皐月賞本番において、「G2で1番人気1着」という”字面”だけを評価するのは禁物ということ。 馬群に入れるレースへの対応、淀みないペースで底力を要求される競馬へ対応、さらなる異様な雰囲気に包まれるG1本番で気性の安定を保てるかなど、今回のレースで解決しないままに終わった同馬の課題は山積。 初めての長距離輸送によって、パドックでいつになくチャカついていたことも、次走に向けて気になるシーン。 本番での同馬の走りに、いろんな意味で注目したい。

調教 気性 レース内容
アンライバルド 2006年生まれ / 牡 / / [西] 友道康夫
父:ネオユニヴァース 母:バレークイーン (母父:Sadler's Wells )

丸の内龍太郎 プロフィール

1973年石川県生まれ。公認会計士。競馬に出会った大学時代は馬券三昧のボンクラ生活。しかしド本命に投じた単勝馬券が紙くずとなったのをきっかけに穴党へ。会計士となってから、多忙ゆえ得意の新馬・未勝利戦に勝負を絞るようになったことで馬券師として開眼。新馬・未勝利戦を中心に2・3歳戦に限定し、その戦術は競馬の王道をいくストロングスタイル。 2006年に年間馬券収支+578万円を達成、2008年2月の共同通信杯では1000万円超の払戻しを実現するなど、毎年大幅な利益を上げ続けている。
通算回収率122%の会員制予想サイト「革命!新馬塾」を主宰。写真週刊誌FLASHなどメディア掲載多数の新進予想家。
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