タップダンスシチーの募集時カタログ

父プレサントタップ プレザントタップ(米国産)は､リボー系の名種牡馬プレザントコロニーの直仔で､米チャンピオンホースです｡競走実績はジョッキー･ブラフ･コールドC-GI､サバーバンH-GI､マリブS-GⅡ､コモンウェルスBCH-GⅢとG4勝で､米古牡馬チャンピオンに輝いています｡父プレザントコロニーはケンタッキーダービーなどGI3勝で米4才牡馬チャンピオン。代表産駒は本馬をはじめ､サンジョヴィート(愛ダービーGI､Kジョージ六世&エリザベスS-GI)、コロニアルアフェア(ベルモントS-GI)、プレザントステイジ(BCジューヴァナイル･フィリーズGI)と､Glホースが並びます｡さらに､半弟こゴーフォージン(ケンタッキーダービーGI)と母系も魅力的。本馬は彼地ですでに､サンジヨヴィート(愛ダービーGI)を輩出して､前途は洋々です｡ 母オールダンス 母オールダンス仏1勝は､大種牡馬ノーザンダンサーの直仔で､半妹にウイニングカラーズ､近親にクリスエヴァート､チーフズクラウンとチャンピオンホースがおり､魅力的な家系です｡彼国の産駒にカレッザ仏米5勝(ヴァイオレットH-GⅢ2着)､ルーリンク英障5勝､シェイクタウン英3勝､プラッパーダンサー米2勝､そして当クラブのクリフトシチー｡祖母オールレインポウス米7勝の流れにウイニングカラーズ米8勝(米4才牝馬チャンピオン)､シャリーグ英1勝(ジェフリーフリアS-GⅡ2着)､さらにゴールデンカラーズ3勝(クィーンC-GⅢ2着)､アプローズフラワー(東北サラプレッド3才チャンピオン)｡また､曽祖母≡スカーミー米3勝の流れにクリスエヴァート(米4才牝馬チャンオン)､チーフズクラウン(米3才牡馬チャンピオン)が現われます｡

募集当時の売れ行き

同時期に募集された馬の中では、同じ外国産馬であるラムタラ初年度産駒の２頭がかなりの人気でしたが、この馬も母系にケンタッキーダービー馬ウイニングカラーズがいる血統背景などから、人気は高かった１頭です。 ３、４歳時は気性の影響で本格化は遅れましたが、５歳時の朝日チャレンジカップ優勝で弾みをつけ、有馬記念では２着に健闘。そして明け６歳時の東京競馬場リニューアル記念の勝ちっぷりで、G1に手が届く手応えを感じさせてくれましたが、同年のジャパンカップで見事9馬身差の逃げ切り勝ちを飾り、翌年の宝塚記念も制覇。凱旋門賞後の有馬記念では、遠征の影響で決して本調子ではなかったにもかかわらず、ゼンノロブロイと好勝負を演じてくれるなど、印象的なレースを多く演じてくれました。今後の種牡馬としての活躍にも期待しています。

獲得賞金
10億8,422万円
主な戦績
2004 宝塚記念(ＧⅠ) 優勝
2003 ジャパンカップ(ＧⅠ) 優勝
2004 有馬記念(ＧⅠ) 2着
2002 有馬記念(ＧⅠ) 2着
2005 金鯱賞(ＧⅡ) 優勝
2004 金鯱賞(ＧⅡ) 優勝
2003 京都大賞典(ＧⅡ) 優勝
2003 金鯱賞（ＧⅡ）優勝
2002 朝日チャレンジＣ（ＧⅢ）優勝