レポートNo.105 |
Tweet
シェア…
2024年クラシック世代「クラブ3冠」ランキング
3歳夏季競馬終了時点でのクラブ成績を総括
今年も9月第1週の夏競馬閉幕をもって3歳未勝利戦が終わり、2021年産馬のひとつの区切りを迎えました。
このタイミングで本年も、現3歳世代のここまでの総括を兼ねて「クラブ3冠」ランキングをお届けします。 もちろん、現役を続行する馬の競走生活はまだまだ続いていきますが、未勝利戦終了というこの時期をひとつの区切りとして、この世代の代表的な活躍クラブ馬についても振り返っていきます。
「3冠」の指標としては、以下の3つを採用しています。
クラブによって募集頭数の規模は大きく異なるため、評価指標にはすべて割合および平均値を用います。各数値はいずれも3歳夏季競馬終了時点の成績です。また、地方募集馬は含みません。
このタイミングで本年も、現3歳世代のここまでの総括を兼ねて「クラブ3冠」ランキングをお届けします。 もちろん、現役を続行する馬の競走生活はまだまだ続いていきますが、未勝利戦終了というこの時期をひとつの区切りとして、この世代の代表的な活躍クラブ馬についても振り返っていきます。
「3冠」の指標としては、以下の3つを採用しています。
【1】 勝ち上がり率
【2】 3歳春G1出走率
【3】 平均出走回数
最近の競走体系の多様化に対応すべく、本年より2番目の指標を従来の「春クラシック出走率」から「3歳春G1出走率」へと変更しています。これにより、クラシック同様に3歳限定G1であるNHKマイルカップおよびジャパンダートクラシック(ダート3冠)の羽田盃、東京ダービーも対象となり、マイルおよびダート路線の活躍馬も対象となります。【2】 3歳春G1出走率
【3】 平均出走回数
クラブによって募集頭数の規模は大きく異なるため、評価指標にはすべて割合および平均値を用います。各数値はいずれも3歳夏季競馬終了時点の成績です。また、地方募集馬は含みません。
【1】勝ち上がり率ランキング
最初の1冠目は、一口会員にとってはもちろん、クラブとしても退会率など経営に影響する最重要指標とも言える「勝ち上がり率」です。
本年から中央競馬のルール改訂により、3歳秋以降の未勝利続戦も選択しやすくなりましたが、どの陣営もあくまで未勝利戦期間内に勝ち上がることを目指していることには何ら変わりがありません。世代の相対的なレベルを測る上では、最もわかりやすい指標と言えるでしょう。
最初にクラブ馬全体の勝ち上がり率について触れておくと、現3歳世代は前世代から2.3ポイント上昇し、41.1%となりました。
毎世代、不思議と42%前後に収束するクラブ馬全体の勝ち上がり率ですが、前世代では38.8%と、きわめて珍しく40%を割る水準に下落しました。これに対し現3歳世代は「いつもの水準」まで巻き返した形になります。
とはいえ、こうした数値をあらためて見ると、6割近くのクラブ馬は未勝利で終わる(中央競馬全体では7割弱)、厳しい勝負の世界であることをあらためて実感します。
本年から中央競馬のルール改訂により、3歳秋以降の未勝利続戦も選択しやすくなりましたが、どの陣営もあくまで未勝利戦期間内に勝ち上がることを目指していることには何ら変わりがありません。世代の相対的なレベルを測る上では、最もわかりやすい指標と言えるでしょう。
最初にクラブ馬全体の勝ち上がり率について触れておくと、現3歳世代は前世代から2.3ポイント上昇し、41.1%となりました。
※いずれも3歳夏季競馬終了時点における数値
毎世代、不思議と42%前後に収束するクラブ馬全体の勝ち上がり率ですが、前世代では38.8%と、きわめて珍しく40%を割る水準に下落しました。これに対し現3歳世代は「いつもの水準」まで巻き返した形になります。
とはいえ、こうした数値をあらためて見ると、6割近くのクラブ馬は未勝利で終わる(中央競馬全体では7割弱)、厳しい勝負の世界であることをあらためて実感します。
それでは、クラブ単位ではどうだったのか、2024年クラシック世代の勝ち上がり率トップ10クラブを見ていきましょう。 …
本レポートは、プレミアム会員登録でご覧いただけます。
全文5585文字 (現在1065文字まで表示)
【1】 勝ち上がり率ランキング 【2】 春G1出走率ランキング 【3】 平均出走回数ランキング
プレミアム会員ご案内
すでにプレミアム会員の方は ログイン してご覧ください
Tweet
シェア…