2021-10-16現在データ
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一口データ研究室
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レポートNo.040 |

1億円以上「超高額馬」のコストパフォーマンス

2019年の皐月賞は、サートゥルナーリアが見事制し、ディープインパクト以来14年ぶりとなる、無敗での戴冠を達成しました。

サートゥルナーリアの募集価格は1億4000万円。 これは、クラシックを制したクラブ馬としては過去最高額となりました。もはや歴史的名繁殖牝馬となりつつあるシーザリオ産駒とは言え、一般にはなかなか手が出しずらい価格ではありますが、皐月賞終了時点で早くも募集価格を大きく上回る賞金を稼ぎだしています。

同馬の他にも、本年の大阪杯を制した皐月賞馬アルアイン、昨年の菊花賞馬フィエールマンなども、ともに募集価格1億円であり、ここ最近は大レースでのこうした「超高額馬」の活躍が目立っている印象です。


以下の表では、2000年産以降における、募集価格1億円以上のクラブ馬によるG1勝利をまとめました。

募集価格1億円以上クラブ馬 G1勝利
年度優勝G1レース馬名募集価格
2019皐月賞サートゥルナーリア1億4000万
2019大阪杯アルアイン1億
2018ホープフルSサートゥルナーリア1億4000万
2018菊花賞フィエールマン1億
2017皐月賞アルアイン1億
2015朝日杯FSリオンディーズ1億2000万
2015東京優駿ドゥラメンテ1億
2015皐月賞ドゥラメンテ1億
2012QEⅡ世Cルーラーシップ1億8000万


ここ5年でG18勝。現役馬も多くいますので、まだまだ伸びていきそうな雰囲気もあります。皐月賞などはここ5年で3勝と、超高額馬の象徴的な活躍の場となっています。


とはいえ、金銭的なリスクを考えるとなかなか手が出しずらい超高額馬。上の表は2000年産以降の集計にもかかわらず、ルーラーシップの2012年香港が初G1タイトルであり、国内では2015年ドゥラメンテの皐月賞まではG1馬が出ていなかった、という批判的な見方もできます。

もちろん、G1勝ちが競走馬の成功のすべてとは限りませんが、超高額馬への期待値は、どうしても高くなるもの。募集時からなにかと注目されやすいため、期待通りに走らなかった馬の記憶などから、ネガティブな印象をお持ちの方も少なくはないかもしれません。


今回は、こうした1億円以上の価格が付けられた超高額クラブ馬について、過去からのデータを振り返りつつ、最近の活躍の要因、またコストパフォーマンス面にまで踏み込んで、レポートをお届けしたいと思います。

超高額馬の推移

まずは、超高額馬の募集頭数の推移から見てみましょう。 …
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超高額馬の推移 / 超高額馬の活躍が目立ち始めた理由 / 超高額馬の競走成績 / 超高額馬のコストパフォーマンス

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著者
一口馬主DB 編集部