
レポートNo.016 |
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エリート条件馬の選びかた
前回、「条件馬のままで、どこまで稼げる?」と題して、条件馬でありながら1億以上の賞金を稼ぎだす、「エリート条件馬」に関する考察をお届けしましたが、掲載後、意外と多くの読者の方から、「エリート条件馬の傾向データをもっと掘り下げて欲しい」といった趣旨のご要望を頂きました。
つまりは、いつもの当連載ではおなじみの、属性的・定量的な、出資検討に直結するような情報が不足していたと思われますので、今回は補足として、エリート条件馬を見つけ出すためのヒントを、もう少しデータで分析してみたいと思います。
前回、血統などの属性傾向に踏み込まなかったのには、実は理由があります。ひとつは「そもそもサンプル頭数が少ないこと」、もうひとつは「エリート条件馬は現役期間が非常に長いことから、対象集計期間も長くなり、例えば血統なら過去の種牡馬が多くなってしまうこと」から、今後の出資検討に用いるデータとしては、いまひとつ使いづらいためです。
今回は、こうした課題をクリアするために、条件戦での賞金定義を「8000万円以上」と少し拡大し、一方で「2005年産以降」と対象世代を縮めることとします。これにより対象頭数は231頭と、前回から倍増しつつ、比較的最近の馬が対象となることで、出資に役立つデータが得られそうです。
なお、前回を未読の方は、本レポートの前に目を通されることをお勧めします。
つまりは、いつもの当連載ではおなじみの、属性的・定量的な、出資検討に直結するような情報が不足していたと思われますので、今回は補足として、エリート条件馬を見つけ出すためのヒントを、もう少しデータで分析してみたいと思います。
前回、血統などの属性傾向に踏み込まなかったのには、実は理由があります。ひとつは「そもそもサンプル頭数が少ないこと」、もうひとつは「エリート条件馬は現役期間が非常に長いことから、対象集計期間も長くなり、例えば血統なら過去の種牡馬が多くなってしまうこと」から、今後の出資検討に用いるデータとしては、いまひとつ使いづらいためです。
今回は、こうした課題をクリアするために、条件戦での賞金定義を「8000万円以上」と少し拡大し、一方で「2005年産以降」と対象世代を縮めることとします。これにより対象頭数は231頭と、前回から倍増しつつ、比較的最近の馬が対象となることで、出資に役立つデータが得られそうです。
なお、前回を未読の方は、本レポートの前に目を通されることをお勧めします。
エリート条件馬の血統
それでは、まずは種牡馬から見ていきましょう。
エリート条件馬の種牡馬別のランキングが以下になります。 …
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全文3248文字 (現在661文字まで表示)
エリート条件馬の血統 / エリート条件馬の性別 / エリート条件馬の所属
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