2023年クラシック世代「クラブ3冠」ランキング

今年も9月第1週の夏競馬閉幕をもって3歳未勝利戦が終わり、2020年産馬のひとつの区切りを迎えました。

泣いても笑っても出資から数年後には必ず結果が出るのが、究極の競争社会である競馬界を舞台にする一口馬主の厳しさであり、そして面白さでもあります。

このタイミングで現3歳世代のここまでの総括を兼ねて、「クラブ3冠」ランキングをお届けしながら、この世代の代表的な活躍クラブ馬についても振り返っていきます。

「3冠」の指標としては例年同様、以下の3つを採用しています。

クラブによって募集頭数の規模は大きく異なるため、評価指標にはすべて割合および平均値を用います。また、各数値はいずれも3歳夏競馬終了時点の、中央競馬募集馬の成績となります。

最初の1冠目は「勝ち上がり率」です。出資馬が勝ち上がれるかどうかは、一口馬主にとって現役出資馬の頭数に大きな影響を与えます。また同時に、クラブの好不調の波を端的に示す指標でもあり、クラブの入退会者数増減にも影響してきます。

それでは、2023年クラシック世代の勝ち上がり率トップ10を見ていきましょう。