馬名応募 クラブ別攻略法2021

今回は、ひさしぶりに馬名応募をテーマに取り上げてみたいと思います。

一口馬主ライフの中でも、出資馬の名付け親になるのはやはり特別なことで、命名馬となれば思い入れもひとしおです。多くのクラブでは命名者に記念品の贈呈もあり、さらにはブラックタイプに自分の考案した馬名を残すことは、一口馬主の醍醐味の一つと言えます。

ただし、応募した馬名が採用される確率は、小口の大所帯クラブでは時に100倍を超える難関ともなります。

本レポートでは、この「命名競争」を突破する確率を上げるための指針として、最近の命名トレンドやクラブ別の採用傾向をデータで探りながら、名付け親になるためのヒントを考察していきます。

先日のジャパンカップではコントレイルが見事に有終の美を飾りましたが、実は中央競馬で走った「コントレイル」としては「2代目」にあたります。「先代」となる2010年産のコントレイルは、2012年に登録され、2013年に未勝利引退しました。