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2018-02-18現在データ
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一口データ研究室
気になるテーマをデータで深く分析する、一口馬主ライフに役立つレポート集
-連載中-
レポートNo.025

外国産馬の歴史と現在

なんだかお堅いタイトルですが、今回は、読者の方からのリクエストに基づきまして、「外国産馬」いわゆるマル外についての調査レポートをお届けしたいと思います。

はじめに、今回頂いた読者の方からのリクエスト理由が、恐らく多くの一口馬主が、現在の外国産馬に持つイメージを象徴していると思いましたので、一部引用させて頂きます。


~最近個人的には外国産馬の活躍があまり見られなくなったと思っています。 関税や輸入代もあり、外国産馬は高く募集されがちです。 未知の血統のロマンも捨てがたいのですが出資には毎度至りません。~


いかがでしょうか。短いながらも、多くの一口馬主が持つ、外国産馬へのイメージが凝縮されているのではないでしょうか。

1)最近、外国産馬が元気がない
2)その割に、募集金額はやや高く感じる
3)出資するには勇気がいる

まとめると、上記の3点に集約されるかと思いますが、本レポートでは、1、2のようなイメージが果たして正しいのかどうか、また実際にはどの程度かをデータで検証し、さらには、外国産馬の出資検討の際に役立つ傾向データがないか、分析を進めます。

なお、ボリュームが相応なものになるため、今回で外国産馬の変遷と現在をデータで俯瞰して、次回でクラブ馬の出資検討についての解説と、2回にわたってお届けします。

歴代活躍外国産馬

「最近」外国産馬が元気がないというイメージが、多くの競馬ファンにあるとすると、過去にはどのくらい活躍していたのでしょうか。最初に、中央競馬における外国産馬活躍の変遷を、いくつかのデータで見ていきましょう。


まずは、イメージしやすいデータとして、以下の外国産馬の歴代獲得賞金ランキングをご覧ください。

外国産馬歴代各賞金TOP20
馬名獲得賞金生年生産国
1タップダンスシチー10億6,880万1997
2シンボリクリスエス9億5,550万1999
3メイショウドトウ9億0,900万1996
4キンシャサノキセキ7億6,720万2003
5アグネスデジタル7億1,550万1997
6ヒシアマゾン6億8,690万1991
7グラスワンダー6億7,740万1995
8ノボトゥルー6億7,095万1996
9ブラックホーク6億3,760万1994
10タイキシャトル5億9,710万1994
11シーキングザダイヤ5億5,850万2001
12タイキブリザード5億5,090万1991
13サウスヴィグラス5億3,965万1996
14シンコウラブリイ5億2,790万1989
15ブロードアピール4億9,880万1994
16エイシンプレストン4億8,400万1997
17ファインモーション4億8,300万1999
18イーグルカフェ4億7,860万1997
19ノボジャック4億7,755万1997
20ベストウォーリア4億7,385万2010
1980年産以降中央外国産馬、獲得本賞金、地方交流含む


いずれも個性的な面々で、中央競馬を彩ってくれた懐かしの名馬がずらりと並びました。クラブ馬は数は多くないものの、1位のタップダンスシチーをはじめ、タイキシャトル、タイキブリザードなど、多くの競馬ファンの記憶に残る名馬がランクインしています。

ただし、あえて「懐かしの」と表現せざるをえないのは、「産年度」の項目に注目頂ければ一目瞭然で、90年代産の馬が大半を占めて全体の16頭。2000年産以降の馬は、3頭しかいません。

詳しいデータはこれから見ていきますが、少なくとも、超高額賞金を稼ぐような外国産馬の全盛期は1990年代~2000年代初頭だったいうことが、このランキングからも容易に見て取れます。こうしたデータを見ると、20代ぐらいの若い競馬ファン、一口馬主の皆さんはもしかすると、そもそも外国産馬に対して過度な期待もイメージも持っていないのかもしれません。

外国産馬の頭数推移

続いては、具体的な統計数値をグラフで見ていきましょう。以下は、外国産馬の中央登録数の推移を示したデータです。


外国産馬は80年代後半から徐々に増え始め、1989年産にはシンコウラブリイが出現。 …
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歴代活躍外国産馬 / 外国産馬の頭数推移 / 外国産馬の活躍度変化 / 内国産馬との比較

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