レポートNo.108 |
一口馬主による年間騎手評価ランキング【2024年度】
今回は年末恒例特集として、当サイトユーザーの皆さまによる、騎手評価の年間集計ランキングを、クラブ馬の活躍とともに振り返ります。
クラブ馬 2024年度総獲得金トップ3
まずは騎手ランキングの前に、こちらも例年通り「クラブ馬の本年獲得金トップ3」を紹介しておきたいと思います。稼ぎが重要視されるクラブ馬。トップの馬は「年度代表クラブ馬」と呼んでも差し支えないでしょう。
昨年はイクイノックスとパンサラッサが10億円を超える異次元の争いを繰り広げましたが、今年はどうだったでしょうか。それでは見ていきましょう。
2024年度クラブ馬総獲得金第1位に輝いたのは、3歳牝馬としては64年ぶりに暮れのグランプリ有馬記念を制した
レガレイラでした!
春は牡馬クラシック路線に果敢にチャレンジしたものの戴冠ならず、有馬記念前までは3戦連続で5着と力を出し切れない状況が続いていました。獲得金も7000万円弱に留まっていましたが、最後の最後で文字通りの一発大逆転です。今年は例年に比べこのトップ3の水準がやや低かったということもありますが、あらためて1着賞金5億円を誇る有馬記念の威力を知らしめてくれました。残念ながらレース後に故障が発表されましたが、まずはじっくりと休養し、無事にG1戦線に復帰してくれることを願いたいと思います。
2位には
シャフリヤール。本年限りでの引退が発表されましたが、このトップ3入りは実に3度目。息の長い活躍を見せてくれました。獲得金の累計は16億円を超え、歴代全クラブ馬でも6位、さらに募集価格1億円超えのクラブ馬としては歴代トップです。本年はドバイシーマクラシックと有馬記念という超高額賞金レースにおける2着が光りました。世界の大レースを転戦しながら、掲示板を外したのは生涯一度きりでした。種牡馬入り後の活躍も期待したいところです。
3位は菊花賞を制した
アーバンシックです。本年牡馬クラシックを制した唯一のクラブ馬ともなりました。クラシック3冠を皆勤、有馬記念にも参戦し年6戦を走り抜けて競馬界を盛り上げてくれたタフネスぶりも高く評価されてよいでしょう。トップクラスの古馬が引退していく中、次世代のトップを担うべく、来年以降さらなる飛躍が期待されます。
昨年はイクイノックスとパンサラッサが10億円を超える異次元の争いを繰り広げましたが、今年はどうだったでしょうか。それでは見ていきましょう。
2024年度 クラブ馬 総獲得金トップ3
| 順位 | 馬名 | 性/齢 | 2024年度総獲得金 |
|---|---|---|---|
| 1 | レガレイラ |
牝3 | 5億7,471万円 |
| 2 | シャフリヤール |
牡6 | 4億6,750万円 |
| 3 | アーバンシック |
牡3 | 3億8,778万円 |
※総獲得金には本賞金の他に各種手当・奨励金含む。海外賞金は円換算して合算
2024年度クラブ馬総獲得金第1位に輝いたのは、3歳牝馬としては64年ぶりに暮れのグランプリ有馬記念を制した
レガレイラでした!春は牡馬クラシック路線に果敢にチャレンジしたものの戴冠ならず、有馬記念前までは3戦連続で5着と力を出し切れない状況が続いていました。獲得金も7000万円弱に留まっていましたが、最後の最後で文字通りの一発大逆転です。今年は例年に比べこのトップ3の水準がやや低かったということもありますが、あらためて1着賞金5億円を誇る有馬記念の威力を知らしめてくれました。残念ながらレース後に故障が発表されましたが、まずはじっくりと休養し、無事にG1戦線に復帰してくれることを願いたいと思います。
2位には
シャフリヤール。本年限りでの引退が発表されましたが、このトップ3入りは実に3度目。息の長い活躍を見せてくれました。獲得金の累計は16億円を超え、歴代全クラブ馬でも6位、さらに募集価格1億円超えのクラブ馬としては歴代トップです。本年はドバイシーマクラシックと有馬記念という超高額賞金レースにおける2着が光りました。世界の大レースを転戦しながら、掲示板を外したのは生涯一度きりでした。種牡馬入り後の活躍も期待したいところです。3位は菊花賞を制した
アーバンシックです。本年牡馬クラシックを制した唯一のクラブ馬ともなりました。クラシック3冠を皆勤、有馬記念にも参戦し年6戦を走り抜けて競馬界を盛り上げてくれたタフネスぶりも高く評価されてよいでしょう。トップクラスの古馬が引退していく中、次世代のトップを担うべく、来年以降さらなる飛躍が期待されます。2024年騎手騎乗評価ランキング
続いては、いよいよ2024年度の騎手評価ランキングの発表に移りたいと思います。採点投票に参加いただいた皆さまにはこの場を借りて深くお礼申し上げます。この採点投票も毎年ボリュームを増していますので、さらに精度の高いランキングが期待できます。
投票数が増えながらも採点の分布に大きな変動はなく、今年も全採点の平均値は「3.04」とほぼ中央の値でした。ただ実はここ数年、毎年ほんの僅かずつですが平均値は上昇しており、それだけ出資会員が評価する、あるいは納得のいく好騎乗が増えている証と言えるかもしれません
一口馬主は一般的な馬券ファンとは異なり、出資馬のおよその能力や性格、強み・弱み、さらには臨戦過程や仕上がり具合などをよく把握した上で、レースでは出資馬とその鞍上の一挙一動に全集中して観戦し、時にはレース終了後もパトロール動画まで何度も見返してレースを再確認します。
そうした深い評価を1レース・1騎手単位で集計し、年間万単位で積み上げていくこのランキングの信頼性も、投票数の増加とともにますます高まっていると考えられます。
それでは、2024年度を通じて最も多くの一口馬主を唸らせる騎乗をしたのは、はたしてどの騎手でしょうか。ランキングを見ていきましょう!
投票数が増えながらも採点の分布に大きな変動はなく、今年も全採点の平均値は「3.04」とほぼ中央の値でした。ただ実はここ数年、毎年ほんの僅かずつですが平均値は上昇しており、それだけ出資会員が評価する、あるいは納得のいく好騎乗が増えている証と言えるかもしれません
一口馬主は一般的な馬券ファンとは異なり、出資馬のおよその能力や性格、強み・弱み、さらには臨戦過程や仕上がり具合などをよく把握した上で、レースでは出資馬とその鞍上の一挙一動に全集中して観戦し、時にはレース終了後もパトロール動画まで何度も見返してレースを再確認します。
そうした深い評価を1レース・1騎手単位で集計し、年間万単位で積み上げていくこのランキングの信頼性も、投票数の増加とともにますます高まっていると考えられます。
それでは、2024年度を通じて最も多くの一口馬主を唸らせる騎乗をしたのは、はたしてどの騎手でしょうか。ランキングを見ていきましょう!
総合ランキング
ここからは例年同様、「表ランキング」と「裏ランキング」をそれぞれ分けてお届けしていきます。
まずは「表」である、「全レースの採点平均値」に基づくランキングです。このランキングでは、細かいことは抜きにして、各騎手が今年どれだけ多くの一口馬主を「納得させる」騎乗をしてくれたのか、端的にわかるデータとなっています。
ランク対象は毎年30人前後となるよう、クラブ馬騎乗レース数、頭数、採点数などに一定の数値基準を年度ごとに設けており、今年は31人の騎手が基準を満たしました。この表に載っていない騎手は、評価そのものではなくボリュームが満たないためであるとご承知おきください。
昨年はC.ルメール騎手が川田将雅騎手の3連覇を阻止して戴冠しましたが、やはり今年もこの2人の争いになったのか、まずは注目したいところです。
それでは2024年度のランキングをご覧ください。
2024年度の総合ランキングは、C.ルメール騎手が今年も川田騎手との激戦を制し、2連覇を達成しました!
クラブ馬勝率は2021年川田騎手以来の3割超え。さらにクラブ馬の騎乗数、勝利数、2着内率、5着内率、平均着順、重賞勝利などあらゆる指標でもトップであり、数字的にもまったく隙のない一年でした。全国リーディングおよび騎手大賞も獲得しており、今年はルメール騎手の年だったと言えるでしょう。
クラブ馬では
チェルヴィニアをオークス・秋華賞の2冠に導き、菊花賞を
アーバンシックで制しました。両馬に代表されるように、特に芝の2000m以上に限るとクラブ馬勝率は.350に迫る水準で、抜群の勝負強さを発揮しました。クラブ別ではサンデーTCが最多、シルクHC、キャロットCと続き、このノーザンファーム系の3クラブでおよそ8割を占めます。
まずは「表」である、「全レースの採点平均値」に基づくランキングです。このランキングでは、細かいことは抜きにして、各騎手が今年どれだけ多くの一口馬主を「納得させる」騎乗をしてくれたのか、端的にわかるデータとなっています。
ランク対象は毎年30人前後となるよう、クラブ馬騎乗レース数、頭数、採点数などに一定の数値基準を年度ごとに設けており、今年は31人の騎手が基準を満たしました。この表に載っていない騎手は、評価そのものではなくボリュームが満たないためであるとご承知おきください。
昨年はC.ルメール騎手が川田将雅騎手の3連覇を阻止して戴冠しましたが、やはり今年もこの2人の争いになったのか、まずは注目したいところです。
それでは2024年度のランキングをご覧ください。
2024年度 クラブ馬騎乗評価ランキング
【総合版】
【総合版】
| 採点 順位 |
騎手名 | 所属 | 採点平均 | クラブ馬 勝率 |
順位前年比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | C.ルメール | 西 | 3.54 | .303 | → |
| 2 | 川田将雅 | 西 | 3.50 | .204 | → |
| 3 | 坂井瑠星 | 西 | 3.42 | .196 | ↑1 |
| 4 | 武豊 | 西 | 3.36 | .158 | ↓1 |
| 5 | 戸崎圭太 | 東 | 3.22 | .171 | ↑4 |
| 6 | 横山和生 | 東 | 3.21 | .149 | ↑10 |
| 7 | 横山武史 | 東 | 3.11 | .150 | ↓2 |
| 8 | 岩田望来 | 西 | 3.05 | .083 | ↑9 |
| 9 | 田口貫太 | 西 | 3.01 | .084 | - |
| 10 | 藤岡佑介 | 西 | 2.97 | .122 | - |
| 11 | 西村淳也 | 西 | 2.97 | .096 | ↓4 |
| 12 | 幸英明 | 西 | 2.97 | .041 | ↑8 |
| 13 | 松山弘平 | 西 | 2.96 | .104 | ↓7 |
| 14 | 石川裕紀人 | 東 | 2.95 | .104 | ↑1 |
| 15 | 岩田康誠 | 西 | 2.94 | .078 | - |
| 16 | M.デムーロ | 西 | 2.92 | .085 | ↓6 |
| 17 | 三浦皇成 | 東 | 2.90 | .068 | ↑8 |
| 18 | 団野大成 | 西 | 2.85 | .057 | → |
| 19 | 菅原明良 | 東 | 2.80 | .044 | ↑2 |
| 20 | 鮫島克駿 | 西 | 2.80 | .085 | ↓6 |
| 21 | 北村友一 | 西 | 2.79 | .119 | ↑5 |
| 22 | 津村明秀 | 東 | 2.78 | .086 | ↓9 |
| 23 | 斎藤新 | 西 | 2.77 | .063 | ↑6 |
| 24 | 荻野極 | 西 | 2.74 | .061 | - |
| 25 | 小林勝太 | 東 | 2.71 | .057 | - |
| 26 | 北村宏司 | 東 | 2.69 | .048 | ↓18 |
| 27 | 原優介 | 東 | 2.63 | .020 | - |
| 28 | 西塚洸二 | 西 | 2.63 | .096 | - |
| 29 | 松岡正海 | 東 | 2.60 | .045 | ↓1 |
| 30 | 吉村誠之助 | 西 | 2.54 | .044 | - |
| 31 | 永島まなみ | 西 | 2.54 | .026 | ↓8 |
採点平均:各レースの騎乗評価を統計処理した数値。同数値は小数3桁以下で決定。
2024年度の総合ランキングは、C.ルメール騎手が今年も川田騎手との激戦を制し、2連覇を達成しました!
クラブ馬勝率は2021年川田騎手以来の3割超え。さらにクラブ馬の騎乗数、勝利数、2着内率、5着内率、平均着順、重賞勝利などあらゆる指標でもトップであり、数字的にもまったく隙のない一年でした。全国リーディングおよび騎手大賞も獲得しており、今年はルメール騎手の年だったと言えるでしょう。
クラブ馬では
チェルヴィニアをオークス・秋華賞の2冠に導き、菊花賞を
アーバンシックで制しました。両馬に代表されるように、特に芝の2000m以上に限るとクラブ馬勝率は.350に迫る水準で、抜群の勝負強さを発揮しました。クラブ別ではサンデーTCが最多、シルクHC、キャロットCと続き、このノーザンファーム系の3クラブでおよそ8割を占めます。
2位 川田将雅騎手は、昨年は0.06、今年も0.04ポイント差と僅差で首位は逃しました。 …
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一口馬主による2024年度 平均騎乗評価ランキング発表、2024年度クラブ総獲得金TOP3も
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