ダート3冠への出走条件から考える「今後のダート馬出資戦略」

2024年、いよいよ「ダート3冠元年」が幕を明けました。1冠目である羽田盃のトライアル競走もすでに開始されており、これから本番に向けての盛り上がりが期待されます。

これまでオープンに上がっても適鞍に乏しかった3歳ダート馬のクラシック路線が整備されたのは好ましいことです。また、実利的にも東京ダービーの賞金1億円、さらに3冠達成ならボーナス込みで3億円と魅力的です。

ダート3冠の創設は2022年6月に発表されていますので、これまでダート馬には食指が動かなかった方も、ここ2年ほどは出資を検討された方も多かったのではないでしょうか。

ただ、肝心のダート3冠への「中央所属馬の出走条件」など詳細が明らかになったのは昨年のことです。この内容がなかなかユニークかつシビアなものであったため、今回はあらためてダート3冠への出走条件を確認しながら、今後のダート馬への出資戦略も考えていきたいと思います。