【2024年版】2歳新種牡馬：初年度8月時点の通信簿

夏競馬も終わりに近づくこの時期に、今年も2歳新種牡馬の現時点における成績や特徴をデータで整理したいと思います。

2歳新馬戦が始まってまだ3か月とはいえ、リーディング上位の新種牡馬産駒はすでに2～4割がデビューしており、およその傾向はすでに判明しています。

1歳馬の募集開始が秋となるクラブの場合、新種牡馬の初動を確認した上で出資できるというメリットがありますので、十分に知識武装して出資に臨みたいところです。


昨年のこの時期は「スワーヴリチャード旋風」が吹き荒れる一強状態でしたが、今年は「新種牡馬旋風」と言えるほど粒が揃っており、2歳リーディングサイアーでもトップ10中、なんと4頭が新種牡馬で占められています。

種牡馬戦国時代がさらに混沌としそうな情勢ですが、今年は現時点のファーストシーズンリーディングサイアーの上位5頭、サートゥルナーリア、アドマイヤマーズ、ナダル、タワーオブロンドン、モズアスコットを分析していきます。