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一口データ研究室
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レポートNo.072 |

一口馬主による年間騎手評価ランキング【2021年度】

今年も年末恒例として、当サイトユーザーの皆さまによる、騎手騎乗評価の年間集計ランキングをお届けします。


と、その前に、せっかく年末の記事でもあることから、本年からは年間を通じたクラブ馬の活躍についても触れておきたいと思います。今年も多くのクラブ馬が活躍しましたが、個々の馬は騎手ランキングの項でも紹介するとして、ここでは当サイトらしく本賞金の他にも各種手当奨励金などを含めた、本年度の「獲得金の合計額」でランキングを作成し、トップ3の馬を紹介したいと思います。


2021年度 クラブ馬獲得金TOP3

順位 馬名 獲得金合計
1 エフフォーリア7億5608万円
2 ラヴズオンリーユー7億1662万円
3 シャフリヤール3億6890万円
※獲得金合計には本賞金の他に各種手当・奨励金含む。海外賞金は円換算して合算。


本年度獲得金第1位に輝いたのは、皐月賞・天皇賞秋・有馬記念を制した エフフォーリアでした!

年度代表馬の座も見えており、クラブ界隈のみならず、2021年の中央競馬を代表する活躍を見せてくれました。ちなみに同馬の募集価格2800万円はノーザンファーム産の牡馬としては安価な部類に入り、また募集時にはそこまで人気ではなかったというのも、一口馬主の奥深いところです。そんな馬を引き当てた出資者の皆さまは喜びもひとしおでしょう。おめでとうございました。


僅差の2位は ラヴズオンリーユー。実は、有馬記念の直前までは同馬が2位以下に3億円以上のリードを保ち、常識的にはこのまま逃げ切れる差があったのですが、最後の最後で差し切られた形となります。

同馬は今年だけで4か国と世界を股にかけて出走し、BCフィリー&メアターフをはじめ、海外G1を年間3勝するという快挙を成し遂げました。こちらも競馬史に残る活躍と言ってよいでしょう。国内のレベルがどんどん上がっていく中、「海外適性のある馬は海外で稼ぐ」という図式が、クラブ馬でもこれからますます増えていくのではないでしょうか。


3位は シャフリヤールです。獲得金額的には上位2頭から水をあけられた形ですが、なんと言っても「ダービー馬」の称号は何物にも代えがたい重みがあります。同馬は募集価格1億2000万円、一口300万円であり、クラブ馬としては超高額と言える水準ですが、ピカピカの超良血馬がクラシックに駒を進め、春の頂点を極めるというのも、また一口馬主の醍醐味と言えるでしょう。来年以降、さらにはスタッドイン後の活躍も楽しみです。


なお、こうした本年度のランキングをご自身の出資馬で集計する場合は、「My殿堂」で本年度を指定することでご覧いただけますので、「My成績集計」とあわせて年末年始の振り返りの際にはぜひご活用ください。

騎手騎乗評価ランキング

こうしたクラブ馬の活躍や、社会情勢から巣ごもり消費が続いた中、各クラブ募集馬の売れ行きは、昨年から引き続き史上空前と言える水準を記録しています。業界全体的に出資の難易度は増しているとも言えますので、これまで以上に吟味に吟味を重ねて優駿を探し当てたいものです。


さて、それではいよいよ今年の騎手評価ランキングに移りたいと思います。採点投票いただいた皆さまにはこの場を借りてお礼申し上げます。

おかげさまで採点参加者は年々増加していることから、今年も過去最高の採点票数を更新しています。出資馬の能力や特性、仕上がり具合などをよく把握した上で一頭に集中して観戦し、年間万単位のシビアな票が積み重なるこのランキングの精度も、ますます高まっていると言えるでしょう。

それでは、2021年度を通じて、多くの一口馬主を満足させる活躍を見せてくれたのは、はたしてどの騎手でしょうか。結果を見ていきましょう。

一口馬主 2021年度 平均騎乗評価ランキング

例年同様、「表ランキング」と「裏ランキング」の2部構成でお届けしていきます。

まずは「表」である、全レースの採点平均値によるランキングです。このランキングでは、各騎手が今年どれだけ一口馬主を満足させる騎乗をしてくれたか、端的に分かるはずです。

昨年はルメール騎手が川田騎手から1位の座を奪還するという結果となり、近年はルメール騎手VS川田騎手の熾烈な首位争いが続いている構図ですが、今年はどうでしょうか。

なお、ランク対象は30人前後となるよう、クラブ馬騎乗レース数、頭数、採点者数などを考慮して毎年一定の相対数値基準を設けさせていただいており、今年は35人の騎手が基準を満たしました。

それでは2021年度のランキングをご覧ください。






2021年度 クラブ馬騎乗評価ランキング
【総合版】
採点
順位
騎手名 所属 採点平均 クラブ馬
勝率
順位前年比
1川田将雅西3.51.308↑1
2C.ルメール西3.40.269↓1
3福永祐一西3.34.198
4M.デムーロ西3.30.117↑7
5戸崎圭太3.13.161↑7
6幸英明西3.12.117-
7横山和生3.11.136-
8吉田隼人3.07.146↑6
9大野拓弥3.05.075↑23
10藤岡佑介西3.05.139↑11
11池添謙一西3.02.117↓5
12松山弘平西3.01.128↓7
13和田竜二西2.97.070↓4
14藤岡康太西2.95.074↑15
15横山武史2.94.128↓8
16坂井瑠星西2.90.135↑3
17菅原明良2.88.102-
18津村明秀2.87.077↑7
19石川裕紀人2.83.066↑12
20石橋脩2.82.089↓5
21鮫島克駿西2.77.063-
22団野大成西2.76.067↑4
23松若風馬西2.74.050↓10
24岩田康誠西2.74.081
25西村淳也西2.72.084↓2
26斎藤新西2.68.092↑7
27永野猛蔵2.63.043-
28三浦皇成2.62.076↓12
29泉谷楓真西2.62.032-
30岩田望来西2.61.056↓13
31荻野極西2.53.083↓3
32亀田温心西2.48.096-
33武藤雅2.46.061-
34富田暁西2.43.000-
35丸山元気2.30.071↓5
採点平均:各レースの騎乗評価を統計処理した数値。同数値は小数3桁以下で決定。



2021年度の表ランキングは、川田将雅騎手が1位に返り咲きました! やはり今年も1・2位はルメール騎手との一騎打ちであり、これでここ4年は二人が交互に栄冠に輝くという構図になっています。

今年の川田騎手のクラブ馬勝率はなんと3割を超えてきました。2016年のこのランキング開始以来、勝率3割超えは初であり、この高評価もこれ以上の説明は不要でしょう。クラブ馬騎乗の大レースにおいても、 レイパパレで大阪杯を制した他、 ラヴズオンリーユーで海外G1を2勝、地方でも レッドルゼルでJBCスプリントも制すなど、ここに来て活躍の場を大きく広げた印象もあり、来年以降も楽しみです。


2位 ルメール騎手も、評点自体は昨年から0.02下落したぐらいで、引き続きゆるぎない高評価を得ています。クラブ馬勝率.268は川田騎手に次ぐ2位で、この2人以外は2割を切っている点を見ても、トップ2の存在感がわかります。クラブ馬のG1勝利は グランアレグリアクロノジェネシスシュネルマイスターで計4勝と、ここ一番での強さも相変わらずです。クラブ馬騎乗数は唯一300を超えており、つまりは被採点レース数が突出していながらも、これだけの高評価を維持することはやはり並大抵のことではありません。ここまでは川田騎手にトップを奪われた翌年はすかさず巻き返しており、注目したいところです。


3位 福永祐一騎手は、今年も不動の安定感を示し、これで3年連続の3位となりました。 …
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一口馬主による2021年度 平均騎乗評価ランキング発表

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著者
一口馬主DB 編集部