レポートNo.112 |
「母芝馬」vs「母ダート馬」どちらが走る?
母の適性タイプによる産駒の活躍傾向を分析
今回は読者の方からのリクエストにお応えして、母が得意とした競走カテゴリが、産駒の活躍可能性に与える影響を分析します。
まずは頂いたリクエストをご紹介します。
これまで本コラムでは、母の競走成績に基づく産駒の活躍可能性をさまざまな角度から取り上げてきましたが、「母が芝馬かダート馬か」というのはこれまでになかった着眼点です。
母が活躍したカテゴリはブラックタイプなどでも容易に確認できる情報であり、何らかの傾向が見いだせれば出資検討に活かせそうです。
まずは頂いたリクエストをご紹介します。
母馬が芝馬かダート馬かで産駒の勝ち上がり率は変わるのか。ダート馬の産駒の方がサイズがある分勝ち上がりやすいような印象を受けています。一口データ研究室 リクエストフォーム より一部抜粋・整形
これまで本コラムでは、母の競走成績に基づく産駒の活躍可能性をさまざまな角度から取り上げてきましたが、「母が芝馬かダート馬か」というのはこれまでになかった着眼点です。
母が活躍したカテゴリはブラックタイプなどでも容易に確認できる情報であり、何らかの傾向が見いだせれば出資検討に活かせそうです。
母が活躍したカテゴリの割合
それではデータを探っていきます。
まず、今回の分析対象は、母馬が2006年~2015年産の10世代、その仔については2020年産(現5歳)までの中央競馬所属馬としました。母が芝馬かダート馬かの判定は、本賞金および出走奨励金の合計額の比較で行います。つまり、勝ち上がれなかった馬でも出走奨励金圏内に入着していれば、いずれかに分類されます。
上記ロジックに基づいて、約5000頭の母馬を分類した結果、以下のような割合になりました。
今回分析対象とする母のうち、芝で活躍した母馬は49%とおよそ半数を占め、ダートは37%とやや少なくなります。あくまで芝が本流である中央競馬ですので、母のタイプもある程度芝に寄るのは自然と言えるでしょう。
なお、「その他」とは芝賞金とダート賞金が全くのイーブンである馬で、実際は本賞金・出走奨励金がゼロであった馬が大半です。デアリングタクトの母デアリングバードのように、時にはこうした繁殖からも大物が出るものですが、明確な適性は不明な以上、今回の集計からは除外します。また、母が輸入馬や地方馬の場合も同様に対象外となります。
まず、今回の分析対象は、母馬が2006年~2015年産の10世代、その仔については2020年産(現5歳)までの中央競馬所属馬としました。母が芝馬かダート馬かの判定は、本賞金および出走奨励金の合計額の比較で行います。つまり、勝ち上がれなかった馬でも出走奨励金圏内に入着していれば、いずれかに分類されます。
上記ロジックに基づいて、約5000頭の母馬を分類した結果、以下のような割合になりました。
今回分析対象とする母のうち、芝で活躍した母馬は49%とおよそ半数を占め、ダートは37%とやや少なくなります。あくまで芝が本流である中央競馬ですので、母のタイプもある程度芝に寄るのは自然と言えるでしょう。
なお、「その他」とは芝賞金とダート賞金が全くのイーブンである馬で、実際は本賞金・出走奨励金がゼロであった馬が大半です。デアリングタクトの母デアリングバードのように、時にはこうした繁殖からも大物が出るものですが、明確な適性は不明な以上、今回の集計からは除外します。また、母が輸入馬や地方馬の場合も同様に対象外となります。
母芝馬 VS 母ダート馬 勝ち上がり率比較
それでは、これらの母から産まれた産駒の成績を見ていきましょう。 …
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全文3649文字 (現在898文字まで表示)
母芝馬 VS 母ダート馬 勝ち上がり率比較 / 母ダート馬の馬体重 / 母親の適性を引き継ぎやすいのは? / 母ダート馬の出世可能性
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