2021-04-18現在データ
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一口データ研究室
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-連載中-
レポートNo.062 |

去勢は本当に効果があるのか検証する

近年のセン馬増加と去勢効果の実態
今回は、去勢がもたらす効果について考察してみたいと思います。

先日の2021サウジカップデー。リヤドダートスプリントをコパノキッキングが見事制しましたが、実は同馬は牡馬としての出走経験がありません。つまり、デビュー戦の段階ですでに去勢されていた、いわば「生粋のセン馬」です。

デビュー前に去勢に踏み切ることは、一般的には珍しいケースと言えますが、以下のようにセン馬限定の獲得賞金ランキングを出してみると、デビュー前に去勢した馬がトップ10の中で3頭も顔を覗かせます。


セン馬 獲得賞金ランキング TOP10
(去勢後の累計獲得賞金)

馬名 賞金
(万円)
去勢
馬齢
去勢前
クラス
1サウンドトゥルー589084歳1勝C
2カレンミロティック336804歳2勝C
3コパノキッキング287623歳新馬
4ミトラ284343歳未勝利
5タガノトネール220832歳新馬
6アナザートゥルース218983歳2勝C
7トリオンフ216703歳1勝C
8ライブコンサート209504歳1勝C
9スピリタス208583歳新馬
10エポワス188205歳1勝C
※2000年産以降の中央所属馬。各数値は2021/2/26現在
※障害および海外競走、地方転籍後賞金は含まない
※「去勢馬齢」は去勢後初出走時の馬齢としている



一方で、1位のサウンドトゥルー、2位カレンミロティックのように、条件馬としてキャリアを重ねていた4歳時に去勢し、その後ブレイクするというパターンも見られます。これが一般的な「去勢成功の王道」イメージに近いと言えるのではないでしょうか。

また、このランキングにはわずかに足りませんが、ノンコノユメやフェイムゲームなどのように、重賞勝ちの実績もある一線級のオープン馬が去勢に踏み切り、その後セン馬としても重賞を制す活躍を遂げた馬もいます。

このように、ひとくちに大成したセン馬と言っても、去勢のタイミングには様々なパターンがあることから、去勢に踏み切った背景もそれぞれ少しずつ異なると推測できます。

そこで今回は、そもそも「何のために去勢を行うのか」をあらためて整理しながら、実際の「去勢効果」を、データで検証していきたいと思います。

増え続けるセン馬

このタイミングで去勢について取り上げるのは、コパノキッキングなどの活躍もありますが、実はここ数年、セン馬が増加の一途を辿っているという背景があります。 …
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増え続けるセン馬 / なぜ去勢するのか? / セン馬になると競走寿命は延びるのか / 去勢による成績向上は? / 去勢効果が最も期待できるタイミングは?

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著者
一口馬主DB 編集部