レポートNo.064 |
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「馬が買えない時代」のクラブ掛け持ち戦略【前編】
最近の複数クラブ加入のトレンドを考察
今回は、一口馬主ライフを送る上で誰もが一度は悩むと思われる、「1つのクラブで楽しむのか」「複数クラブを掛け持ちして楽しむのか」について、最近の一口馬主を取り巻く環境変化なども交えながら、考察していきたいと思います。
少々長い内容になるため、今回と次回とで、2回に分けてお届けする予定です。
まず、最近のトレンドとしては、複数のクラブに加入する一口馬主が増加傾向にあります。
上のグラフは、当サイトご利用者の現役登録馬データに基づき、2011年から2020年まで、「1クラブのみ加入」および「複数クラブに加入」している会員ごとに分類し、その比率推移を示したものです。
グラフを見ての通り、多数派を占めているのはグレーの「1クラブのみ派」ですが、赤の「複数クラブ掛け持ち派」が、この10年間じわじわと勢力を拡大しつつあることがわかります。
「複数クラブ掛け持ち派」は、2011年時点では全体の3割ほどでしたが、2020年では42%と4割を超えてきており、いずれ逆転するのではないかと予想されます。
今回の前編では、こうした複数クラブを掛け持つ会員が増えた背景について考察するとともに、「1クラブのみ加入者の比率が高いクラブ」もランキング形式で紹介し、新規や乗り換え時のクラブ検討時に役立つデータも提供したいと思います。
なお、今回紹介する各データは、当サイトのご利用状況に基づくデータとなりますが、おかげさまで非常に多くの一口馬主の方々にご利用いただいていますので、現状の業界動向をおおむね反映しているはずです。
少々長い内容になるため、今回と次回とで、2回に分けてお届けする予定です。
まず、最近のトレンドとしては、複数のクラブに加入する一口馬主が増加傾向にあります。
上のグラフは、当サイトご利用者の現役登録馬データに基づき、2011年から2020年まで、「1クラブのみ加入」および「複数クラブに加入」している会員ごとに分類し、その比率推移を示したものです。
グラフを見ての通り、多数派を占めているのはグレーの「1クラブのみ派」ですが、赤の「複数クラブ掛け持ち派」が、この10年間じわじわと勢力を拡大しつつあることがわかります。
「複数クラブ掛け持ち派」は、2011年時点では全体の3割ほどでしたが、2020年では42%と4割を超えてきており、いずれ逆転するのではないかと予想されます。
今回の前編では、こうした複数クラブを掛け持つ会員が増えた背景について考察するとともに、「1クラブのみ加入者の比率が高いクラブ」もランキング形式で紹介し、新規や乗り換え時のクラブ検討時に役立つデータも提供したいと思います。
なお、今回紹介する各データは、当サイトのご利用状況に基づくデータとなりますが、おかげさまで非常に多くの一口馬主の方々にご利用いただいていますので、現状の業界動向をおおむね反映しているはずです。
出資環境の変化
さて、なぜ複数クラブに加入する一口馬主が増えているのでしょうか。 …
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全文4916文字 (現在739文字まで表示)
出資環境の変化 / 出走回数の変化が与えた影響 / 「単独加入」会員の割合が多いクラブ
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