2021-09-24現在データ
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一口データ研究室
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レポートNo.068 |

「初仔」の出資時に注意すべきポイントと狙い目

初仔の健康と成績をデータで検証
最近、読者の方から初仔に関する調査リクエストを何件か頂きましたので、今回は「初仔」をテーマに取り上げてみたいと思います。

頂いた内容で共通していたのは、おもに初仔の「健康」に関する不安です。

たしかに、「初仔だから体質に弱さがある」「初仔だから小さく体力もついていない」といった関係者のコメントや論評は、一口馬主を続けていると誰もが一度は目にするかもしれません。

初仔の場合、ただでさえ「母の繁殖能力が未知」という中での出資検討となります。そこにもし、健康不安の傾向がデータでも確認できるのであれば、より慎重な検討が求められるということになります。


そこで本レポートでは、これら初仔の健康やサイズ感について、その実態をデータで検証していきます。さらには、「どのような初仔に気を付けるべきか」、また「どういった初仔であれば狙い目なのか」といったところまで掘り下げて、出資検討に役立つ傾向を探りたいと思います。

初仔の頭数規模

本題に入る前に、まずは初仔の頭数規模を確認しておきましょう。

以下は、何番目の仔なのかを示す「番仔」別に、1世代あたりの国内血統登録頭数の平均値をまとめたグラフです。

なお、本レポートでは特にことわりのない限り、2013年産~2017年産の5世代を集計対象としています。また、血統登録された馬を基準にカウントし、死産などは含みません。輸入繫殖については本邦初産駒が5歳時以下である繁殖のみを集計しています。




横軸の「1」が初仔を示しますが、当然ながら初仔が最多勢力であり、あとはきれいな線形の右肩下がりとなりました。7番仔あたりで初仔から半減しています。種牡馬同様に繁殖牝馬の世界でも、長く繁殖生活を続けて多くの仔を残すことは、なかなか大変だということがうかがえます。

「初仔」と「その他」というくくりで見ると、初仔はおよそ15%ほどの少数勢力と言えますが、「何番仔」というくくりで考えるならば、他の番仔以上に、初仔は最もよく目にするとも言えます。実際にクラブの募集においても初仔は最多勢力となっているため、出資検討の機会も多いはずです。初仔の特徴について詳しく知っておくことは、長く一口馬主を続けていく上で、決して損はないと言えるでしょう。

初仔は本当に体質が弱いのか

それでは、具体的にデータで掘り下げていきましょう。 …
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初仔は本当に体質が弱いのか / 初仔のサイズ感 / 初仔の勝ち上がり率 / 初仔に出資する際のポイント / 初仔のコストパフォーマンス

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著者
一口馬主DB 編集部