2026年社台サラブレッドクラブ募集馬インタビュー
社台TC/社台ファームインタビュー2026
いよいよ本年募集が開始された社台サラブレッドクラブ(社台TC)。今年も社台ファームの推奨募集馬を取材させていただきましたので、その模様をお届けします。
―― 今年もよろしくお願いします。一昨年の当インタビューにて推奨してくださった、デジマノハナの23ことアルトラムスが毎日杯を勝って皐月賞、そして日本ダービーへの出走を果たしましたね。
本題に入る前に、代表的なクラブ所属馬の、昨年からの活躍を振り返っておきましょう。まず、マスカレードボールが3歳馬ながらに天皇賞・秋を制覇しました。ジャパンカップと香港のクイーンエリザベス2世カップは2着と惜しい競馬でしたが、成長の余地を残す中での素晴らしい成績だと思います。今年はさらなる活躍が期待できますし、まだ気が早いのですが種牡馬としても楽しみですね。
社台ファーム 青田氏(以下、敬称略) マスカレードボールは、負けたレースでもカランダガンやロマンチックウォリアーといった超一流の相手に向かっていき、強いところは見せられたかなと思います。今年はクロワデュノールに雪辱を果たさなければいけませんね。生産者の方々から、貴重なドゥラメンテ後継種牡馬として求められているように感じます。
―― マスカレードボール以外にも、ジャンタルマンタルは朝日杯フューチュリティステークスとNHKマイルカップ、安田記念、マイルチャンピオンシップを全て勝ち、史上初の「マイル4冠(牡牝混合マイルG1の4レース)」を達成しました。
青田 マスカレードボールとジャンタルマンタルの活躍によって、クラブの良いアピールになったと思います。マスカレードボールは血統面でも煌びやかで、高価格帯(8000万円)にもかかわらず、募集時からとても人気のあった馬でした。対するジャンタルマンタルは、馬自身は良い馬でしたが、持ち込み馬で父母ともにまだ未知の存在でしたね。
さまざまな血統背景から、どのような価格帯からでも、マイラーからクラシック路線を歩む中長距離馬まで、あらゆる活躍馬が現れるラインナップのクラブであることを馬たちが証明してくれました。今後はダート路線のビッグタイトルを獲る馬や、名スプリンターが登場すると嬉しいですね。
―― それでは、読者の皆さまもお待ちかねの今年の推奨馬10頭について話を進めていきます。 10頭中牝馬が6頭、牡馬が4頭というバランスになっています。
── まずはトップバッターの募集番号1番、カリーナミアの25(父イクイノックス)からご紹介いただきます。
母カリーナミアは米国で5勝。エイコーンS(G1・D1600m)、ゴールデンロッドS(G2・D1700m)、エイトベルズS(G2・D1400m)など重賞を3勝しました。現役時のレース映像を見直してみましたが、常に人気を背負いながら、持ち前のスピードを生かして好走し続けた印象です。
青田 素晴らしい戦績ですよね。G1のタイトルも獲っていますが、G1レースにおいて2着が2回(CCAオークス、コティリオンS)、3着が4回(BCフィリー&メアスプリント、バレリーナSを2年連続、ヒュマナディスタフS)と、一線級のメンバーで常に好走し続けていました。
── 半姉はエピファネイア産駒でしたが、本馬は父が注目の新種牡馬であるイクイノックスに替わっています。
青田 イクイノックスは、現役時代のパドックや種牡馬になってからもスタリオンパレードなどで間近で見ていますが、伸びやかな馬体を誇っていて、柔軟性の塊ですね。
父キタサンブラックが「雄大」だとすれば、イクイノックスは「優雅」と表現してよいかもしれません。イクイノックスの産駒もそうした優雅さを受け継いでいる馬が多いです。手肢が長く、伸びやかな馬体です。
── カリーナミアの25はイクイノックス産駒にしては、コロンとして映るというか、筋肉量が豊富な印象ですが、母系の特徴も出ているのでしょうか。
青田 胴回りの肉づきの良さに関しては、アメリカのトップホースであった母の筋肉量の豊かさが出ていると思います。半姉カラペルソナも同様にはちきれんばかりの肉づきでしたから、母譲りなのでしょう。
ところが、本馬はいざ動かすと、四肢が伸びて、グッと前に進んで行きますし、首差しがスッと伸びている立ち姿からも、イクイノックスらしさが垣間見えます。見ているだけで楽しくなる馬です。
本馬を含め、私たちが扱っているイクイノックス産駒は総じて活気があり、反応が速く、競走馬として適した気性を有していますね。
―― 今年もよろしくお願いします。一昨年の当インタビューにて推奨してくださった、デジマノハナの23ことアルトラムスが毎日杯を勝って皐月賞、そして日本ダービーへの出走を果たしましたね。
本題に入る前に、代表的なクラブ所属馬の、昨年からの活躍を振り返っておきましょう。まず、マスカレードボールが3歳馬ながらに天皇賞・秋を制覇しました。ジャパンカップと香港のクイーンエリザベス2世カップは2着と惜しい競馬でしたが、成長の余地を残す中での素晴らしい成績だと思います。今年はさらなる活躍が期待できますし、まだ気が早いのですが種牡馬としても楽しみですね。
社台ファーム 青田氏(以下、敬称略) マスカレードボールは、負けたレースでもカランダガンやロマンチックウォリアーといった超一流の相手に向かっていき、強いところは見せられたかなと思います。今年はクロワデュノールに雪辱を果たさなければいけませんね。生産者の方々から、貴重なドゥラメンテ後継種牡馬として求められているように感じます。
―― マスカレードボール以外にも、ジャンタルマンタルは朝日杯フューチュリティステークスとNHKマイルカップ、安田記念、マイルチャンピオンシップを全て勝ち、史上初の「マイル4冠(牡牝混合マイルG1の4レース)」を達成しました。
青田 マスカレードボールとジャンタルマンタルの活躍によって、クラブの良いアピールになったと思います。マスカレードボールは血統面でも煌びやかで、高価格帯(8000万円)にもかかわらず、募集時からとても人気のあった馬でした。対するジャンタルマンタルは、馬自身は良い馬でしたが、持ち込み馬で父母ともにまだ未知の存在でしたね。
さまざまな血統背景から、どのような価格帯からでも、マイラーからクラシック路線を歩む中長距離馬まで、あらゆる活躍馬が現れるラインナップのクラブであることを馬たちが証明してくれました。今後はダート路線のビッグタイトルを獲る馬や、名スプリンターが登場すると嬉しいですね。
―― それでは、読者の皆さまもお待ちかねの今年の推奨馬10頭について話を進めていきます。 10頭中牝馬が6頭、牡馬が4頭というバランスになっています。
※以下、当日のインタビュー順に紹介しており、各馬の並びは推奨の順位を示すものではございません。
※文中の馬体重、状態、文章下部の写真などはインタビュー時点(2026年5月下旬頃)の情報となります。
【1】カリーナミアの25(牡・募集番号 1)
母カリーナミアは米国で5勝。エイコーンS(G1・D1600m)、ゴールデンロッドS(G2・D1700m)、エイトベルズS(G2・D1400m)など重賞を3勝しました。現役時のレース映像を見直してみましたが、常に人気を背負いながら、持ち前のスピードを生かして好走し続けた印象です。
青田 素晴らしい戦績ですよね。G1のタイトルも獲っていますが、G1レースにおいて2着が2回(CCAオークス、コティリオンS)、3着が4回(BCフィリー&メアスプリント、バレリーナSを2年連続、ヒュマナディスタフS)と、一線級のメンバーで常に好走し続けていました。
── 半姉はエピファネイア産駒でしたが、本馬は父が注目の新種牡馬であるイクイノックスに替わっています。
青田 イクイノックスは、現役時代のパドックや種牡馬になってからもスタリオンパレードなどで間近で見ていますが、伸びやかな馬体を誇っていて、柔軟性の塊ですね。
父キタサンブラックが「雄大」だとすれば、イクイノックスは「優雅」と表現してよいかもしれません。イクイノックスの産駒もそうした優雅さを受け継いでいる馬が多いです。手肢が長く、伸びやかな馬体です。
── カリーナミアの25はイクイノックス産駒にしては、コロンとして映るというか、筋肉量が豊富な印象ですが、母系の特徴も出ているのでしょうか。
青田 胴回りの肉づきの良さに関しては、アメリカのトップホースであった母の筋肉量の豊かさが出ていると思います。半姉カラペルソナも同様にはちきれんばかりの肉づきでしたから、母譲りなのでしょう。
ところが、本馬はいざ動かすと、四肢が伸びて、グッと前に進んで行きますし、首差しがスッと伸びている立ち姿からも、イクイノックスらしさが垣間見えます。見ているだけで楽しくなる馬です。
本馬を含め、私たちが扱っているイクイノックス産駒は総じて活気があり、反応が速く、競走馬として適した気性を有していますね。
──
アメリカの牝系の力強さにイクイノックスの軽やかさが合わさることを考えると、今からレースが楽しみですね。 …











