59.古谷剛彦氏インタビュー【前編】
現役馬と1歳馬の違い、牡馬と牝馬の違い
日々サラブレッドと向き合いながら、馬を見ることを仕事としている競馬関係者の方々へのインタビュー。
今回は、競馬ファンにもお馴染みの古谷剛彦氏をお迎えしました。パドック解説から、一口馬主、個人馬主と多彩な視点から毎年2000頭もの馬を見る、古谷氏ならではの経験とノウハウを、惜しみなく丁寧に解説頂きました。
今回は、競馬ファンにもお馴染みの古谷剛彦氏をお迎えしました。パドック解説から、一口馬主、個人馬主と多彩な視点から毎年2000頭もの馬を見る、古谷氏ならではの経験とノウハウを、惜しみなく丁寧に解説頂きました。
古谷剛彦(ふるや たけひこ)さんプロフィール
楽天競馬スペシャルアドバイザー。赤木一騎氏率いるJRDBにスタッフとして携わり、ローカルを中心としたパドック診断を担当。現在は「KEIBAコンシェルジュ」、「馬産地通信」、「地方競馬中継」等のグリーンチャンネルの番組に出演している。また、スポーツ報知(「こちら日高支局です」)やうまレター等にてコラムも連載中。
―古谷さんはパドックで馬を見ることからそのキャリアをスタートし、一口馬主を経て、今は1頭の競走馬の馬主でもあります。一口馬主はいつ頃から始められたのですか?
古谷剛彦氏(以下、古谷) 2001年からですね。サラブレッドクラブ・ラフィアンで始めて、ケリーバックの仔(マイネフランシー)に出資して1000万下まで行きました。それ以降は、1頭の馬が引退したら次の馬に出資する程度にたしなんでいましたが、最近は頭数が増えて、今は40頭ぐらいに出資しています。ほぼ毎週何らかの馬が走って、勝ち負けしてくれています。
古谷剛彦氏(以下、古谷) 2001年からですね。サラブレッドクラブ・ラフィアンで始めて、ケリーバックの仔(マイネフランシー)に出資して1000万下まで行きました。それ以降は、1頭の馬が引退したら次の馬に出資する程度にたしなんでいましたが、最近は頭数が増えて、今は40頭ぐらいに出資しています。ほぼ毎週何らかの馬が走って、勝ち負けしてくれています。
現役馬と1歳馬の違い、牡馬と牝馬の違い
― 今回はパドックでの馬の見かたではなく、一口馬主の方々に向けて、1歳時のサラブレッドの見かたについて教えていただけると幸いです。
古谷 まずひとつ言えるのは、競走馬のパドックの見かたと1歳のサラブレッドの見かたは、同じようで同じではないということです。 …
古谷 まずひとつ言えるのは、競走馬のパドックの見かたと1歳のサラブレッドの見かたは、同じようで同じではないということです。 …