8.首、き甲、肩を見る時のポイント
頭を支える首の役割
今回は馬の首についてお話しします。サラブレッドが走るために、首は重要な役割を担っています。馬は首を使って走るため、全力疾走後の馬の首の疲労は大変なものです。首の使い方が上手ければ、それだけ疲労も少ないのです。首と頭を加えた重量は、なんと100kg以上(体重の約20%)を占めます。そのバランスがいかに走りに大きな影響を与えるかは想像がつきますね。
長くて、筋肉が良く発達し、輪切りにしたときの切り口が長い卵型に見えるような(薄っぺらではない)首が理想的です。首が長ければ、走っているときにそれだけ重心を大きく移動させることができ、歩幅も大きくなり、速さを生み出すことができます。長い首を上手く使って走ることができると、効率の良い走りができるということです。
長くて、筋肉が良く発達し、輪切りにしたときの切り口が長い卵型に見えるような(薄っぺらではない)首が理想的です。首が長ければ、走っているときにそれだけ重心を大きく移動させることができ、歩幅も大きくなり、速さを生み出すことができます。長い首を上手く使って走ることができると、効率の良い走りができるということです。
距離適性との関係
首の太さと長さは、その馬の体型と関係してくるため、距離適性を測るための材料にもなります。 …