16.「飛節」を見るポイント
「直飛」と「曲飛」
後ろ脚のパーツを続けます。次は脛(はぎ/すね/けい)について。脛の良し悪しは、その長さと筋肉の発達を見ます。とはいっても明確な基準があるわけではなく、脛の筋肉が充実していて、ある程度の長さがあれば良しとされます。反対に、脛が細く貧弱そうに見えたり、他の馬に比べて極端に短く映ったりするのは良くないということです。
脛は前上方から後後方に斜めに位置しており、垂直に下に伸びる管と交じることで飛節の角度をつくります。脛の角度が垂直に近くなると、飛節の角度は必然的に180度に近づきます。このような状態の飛節を「直飛(ちょくひ)」と呼びます。逆に、脛の角度が水平に近くなると、飛節の角度は必然的に90度に近づき、このような状態の飛節を「曲飛(きょくひ)」と呼ぶのです。
脛は前上方から後後方に斜めに位置しており、垂直に下に伸びる管と交じることで飛節の角度をつくります。脛の角度が垂直に近くなると、飛節の角度は必然的に180度に近づきます。このような状態の飛節を「直飛(ちょくひ)」と呼びます。逆に、脛の角度が水平に近くなると、飛節の角度は必然的に90度に近づき、このような状態の飛節を「曲飛(きょくひ)」と呼ぶのです。
飛節の角度に対する考え方
「直飛」や「曲飛」の良し悪しには、様々な言説があります。 …