毛艶の良さから分かること
応用理論編 第5回
基礎編の内容をベースに、より実践的な馬体の見かたを、「スター馬体チェック法」として解説する「応用理論編」。 今回は、「毛艶」について語りたいと思います。
【応用理論編】 2 馬体評価プロセスの体系化
【応用理論編】 3 胴体から距離適性を見分けるには
【応用理論編】 4 馬体のバランスを実例から見る
応用理論編 バックナンバー
【応用理論編】 1 より実践的な馬体の見かたへ【応用理論編】 2 馬体評価プロセスの体系化
【応用理論編】 3 胴体から距離適性を見分けるには
【応用理論編】 4 馬体のバランスを実例から見る
毛艶は内臓を映し出す鏡
毛艶は馬の内臓の状態を映し出す鏡のようなものです。内臓の状態がよければ、毛艶はピカピカに輝き、疲労から内臓に問題のある馬の毛艶はくすんでしまいます。ブラッシングをすれば、ある程度取り繕うことは出来ますが、滲み出てくるような毛艶の良さは、やはり内臓の状態が良くないと表れてきません。当歳や1歳の若駒の頃も、朝から晩までしっかり運動をして、良く食べている馬は自然と毛艶が冴えてきます。
毛艶が良いということは、皮膚が薄いということにもつながります。 …