13.脚下のパーツ「球節」「繋」
先日、階段から転げ落ちて、足を激しく捻挫してしまいました。落ちただけなら良かったのでしょうが、変な形で足首を巻き込んでしまい、あまりの痛みにしばらく動けませんでした。「やってしまった…」というのが正直な思いでした。私がサラブレッドならば、競走生命が危ぶまれる重傷です。整形外科を受診し、レントゲンを撮ってもらった結果、リスフランじん帯損傷とのことでした。激しい痛みとは裏腹な可愛らしい名前に唖然としましたが、骨にひびは入っていないことが分かりひと安心です。
翌日はさらに痛みが増し、普段は人の1.5倍ぐらいのスピードで歩く私が、0.5倍ぐらいの速さでしか歩けません。何をするにも痛みが伴い、時間がかかってしまいます。右足をかばうように変な歩き方をしているので、全身の筋肉が張って、腰は痛くなり、太ももの筋肉は硬くなり、今にもつってしまいそう。足のわずかな部位を痛めただけで、歩き方から筋肉の使い方まで変わってしまうのだと身を以て知りました。脚元に不安の出た馬が、それによって他の箇所も傷めてしまったり、筋肉の付き方が変わってしまい、走り方までもが変わってしまったりして、いつの間にか走らなくなってしまうケースが多いのもよく分かります。
翌日はさらに痛みが増し、普段は人の1.5倍ぐらいのスピードで歩く私が、0.5倍ぐらいの速さでしか歩けません。何をするにも痛みが伴い、時間がかかってしまいます。右足をかばうように変な歩き方をしているので、全身の筋肉が張って、腰は痛くなり、太ももの筋肉は硬くなり、今にもつってしまいそう。足のわずかな部位を痛めただけで、歩き方から筋肉の使い方まで変わってしまうのだと身を以て知りました。脚元に不安の出た馬が、それによって他の箇所も傷めてしまったり、筋肉の付き方が変わってしまい、走り方までもが変わってしまったりして、いつの間にか走らなくなってしまうケースが多いのもよく分かります。
「球節」の役割、見るときのポイント
さて、前回に引き続き、馬の脚における部位、今回は球節と繋(つなぎ)についてお話しします。 …