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馬体の見かた講座
馬を見る上での考え方から各馬体パーツの基本、種牡馬毎の特徴、専門家へのインタビューも
治郎丸敬之 著 / 連載中

19.歩き方の種類と「歩様」の基礎

馬の歩き方の種類

今回はサラブレッドの歩き方や歩様について語っていきます。馬の歩き方は、その速度や脚の運び方によって、常歩(なみあし)、速歩(はやあし・ダク・トロット)、駆歩(かけあし・キャンター)の大きく3種類に分けられます。

このうち常歩は、サラブレッドだけではなく、全ての種類の馬が用いる最もゆっくりとした歩き方です。4本の脚が別々に着地する歩き方で、左前、右後ろ、右前、左後ろという順に肢が地面を蹴り、その順番で着地します。常歩では4本の脚が全部地面を離れていることはなく、体重は3本または2本の肢が地面に着き、支えていることになります。
常歩(なみあし)


速歩は2節の歩き方と言って、常歩のように四肢が別々に動くのではなく、左前肢と右後肢、右前肢と左後肢がペアになって、ほぼ同時に地面を蹴り、そして着地します。速歩では4本の肢がいずれも地面を離れている瞬間があります。
速歩(はやあし・ダク・トロット)



駆歩は3節の歩き方と言って、3本の肢が着地しているときと、4本の肢すべてが浮いている瞬間があり、左右どちらかの前肢が先に出ているかで手前が変わってきます。左が前なら左手前、右が前なら右手前です。
(以下の画像は右手前)
駆歩(かけあし・キャンター)


分速にすると、常歩は110m、速歩は220m、駆歩は340mほどだとされています。

「きちんと歩く」ことの大切さ

ところで、何を隠そう、私は大学生の頃、体育の授業で1年間、馬術を習っていました。 …
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著者
治郎丸敬之
新しい競馬の雑誌「ROUNDERS」編集長。週刊Gallopにてコラムを連載中。競馬ブログ「ガラスの競馬場」を主宰。当コラムの書籍も発売中
馬体の見かた講座
54.和田正道元調教師インタビュー 53.【種牡馬別】ロードカナロア産駒編 52.【種牡馬別】オルフェーヴル産駒編 51.下村獣医師に聞く6[丈夫な馬体とは] 50.下村獣医師に聞く5[気性の見分け方] 49.梁川正普氏インタビュー【後編】 48.梁川正普氏インタビュー【前編】 47.秋田博章氏インタビュー【後編】 46.秋田博章氏インタビュー【中編】 45.秋田博章氏インタビュー【前編】 44.下村獣医師に聞く4[脚元の健康] 43.下村獣医師に聞く3[ノドの病気] 42.下村獣医師に聞く2[疲れやすい馬体とは] 41.下村獣医師(社台F)に聞く1[OCDと骨瘤] 40.【応用理論】馬体評価プロセスの体系化 39.【応用理論】より実践的な馬体の見かたへ 38.【種牡馬別】シンボリクリスエス産駒編 37.【種牡馬別】ブラックタイド産駒編 36.【種牡馬別】クロフネ産駒編 35.【種牡馬別】ゴールドアリュール産駒編 34.【種牡馬別】ハービンジャー産駒編 33.ハリー・スウィーニ氏インタビュー【後編】 32.ハリー・スウィーニ氏インタビュー【中編】 31.ハリー・スウィーニ氏インタビュー【前編】 30.【種牡馬別】ネオユニヴァース産駒編 29.【種牡馬別】ダイワメジャー産駒編 28.【種牡馬別】ハーツクライ産駒編 27.【種牡馬別】キングカメハメハ産駒編 26.【種牡馬別】ディープインパクト産駒編 25.岡田牧雄氏インタビュー【後編】 24.岡田牧雄氏インタビュー【中編】 23.岡田牧雄氏インタビュー【前編】 22.基礎編を振り返って 21.「歩様」は前から見ると分かりやすい 20.「歩様」を見る際の4つのポイント 19.歩き方の種類と「歩様」の基礎 18.「内向・外向」、「後肢」の肢勢 17.馬の肢勢~「前肢」の注意点 16.「飛節」を見るポイント 15.「後ろ脚の筋肉」の見かた 14.馬の生命線となる「蹄」 13.脚下のパーツ「球節」「繋」 12.前脚のパーツ「前腕」「膝」「管」 11.肺と心臓をあらわす「胸」 10.「尻」と「尻尾」の見かた 9.「背中」の見かたと「腹」との関係 8.「首」「き甲」「肩」を見る時のポイント 7.心を映し出す「目」と「耳」 6.理想的な「頭部」とは? 5.さまざまなプロポーションの見方 4.馬体のプロポーションから分かること 3.父に似ていることには意味がある 2.美点を見るか欠点を見るか 1.はじめに
(連載中)